用途や材質に応じた、
最適な熱処理を行います
東洋熱処理工業では、製品の用途や材質、使用される環境を丁寧に確認したうえで、それぞれに適した条件で金属熱処理を行っています。
熱処理は、製品の強度や耐久性、寸法安定性に大きく影響する重要な工程であり、わずかな条件の違いが仕上がり品質を左右します。
当社では、長年の経験で培った知識とノウハウをもとに、温度管理や処理時間などの条件を適切に設定し、精度や品質が求められる製品にも安定した加工を提供しています。
製品ごとの特性を踏まえた熱処理を行うことで、ものづくりの基盤を支える確かな品質づくりに貢献します。
金属熱処理とは
金属熱処理とは、金属を加熱・冷却することで内部組織を変化させ、製品の性質を向上させるための加工工程です。
切削や溶接のように形状を変える加工とは異なり、金属そのものの性能を引き出すことを目的としています。
熱処理を行うことで、強度・耐久性・硬さ・粘り・寸法安定性などが向上し、製品が本来持つ性能を安定して発揮できるようになります。
特に、使用時に負荷がかかる部品や、長期間にわたって精度が求められる製品においては、欠かすことのできない重要な工程です。
また、金属熱処理は外観からは違いが分かりにくく、見た目では判断できない「内部品質」を支える加工でもあります。
そのため、適切な温度管理や処理条件の設定が非常に重要となり、経験や技術力によって仕上がりに差が出る工程といえます。
東洋熱処理工業では、長年の経験で培った知識とノウハウを活かし、製品の用途や材質に応じた最適な熱処理を行うことで、ものづくりの品質を根幹から支えています。
対応可能な熱処理の種類
東洋熱処理工業では、製品の用途や材質、求められる性能に応じて、さまざまな金属熱処理に対応しています。
それぞれの処理には目的があり、製品特性を最大限に引き出すため、条件を調整しながら加工を行っています。
焼鈍(焼なまし/応力除去焼鈍)
加工や溶接によって生じた内部応力を取り除くことを目的とした熱処理です。
特に製缶品や大型部品において、変形や割れを防ぐために重要な工程となります。
当社では、製缶品の応力除去焼鈍(焼純)を得意分野のひとつとしています。
焼準
金属組織を均一化し、その後の加工や熱処理を行いやすくするための処理です。
材料の性質を安定させ、品質のばらつきを抑える目的で用いられます。
焼入れ・焼戻し
焼入れによって金属を硬化させ、焼戻しによって粘りや靱性を調整する熱処理です。
強度と耐久性のバランスが求められる部品に対し、用途に応じた条件設定で対応しています。
その他、用途に応じた熱処理
上記以外にも、製品の用途や仕様に応じて、最適な熱処理方法をご提案しています。
「どの処理が適しているかわからない」といった段階からでも、ご相談いただくことが可能です。
当社の金属熱処理の特長
東洋熱処理工業では、長年にわたり培ってきた経験と技術をもとに、製品ごとの特性を見極めた金属熱処理を行っています。
単に決まった条件で処理を行うのではなく、製品仕様や用途に応じた最適な対応を大切にしています。
製品仕様に応じた温度管理
金属熱処理では、加熱温度や保持時間、冷却方法などの条件が製品の品質に大きく影響します。
当社では、材質や形状、使用環境を踏まえたうえで、製品ごとに適切な温度条件を設定し、安定した仕上がりを実現しています。
精度が求められる製品に対しても、品質を重視した対応を行っています。
製缶品の応力除去焼鈍に対応
溶接や加工工程を経た製缶品には、内部に応力が残りやすく、そのまま使用すると変形や割れの原因となることがあります。
東洋熱処理工業では、こうした課題に対応するため、製缶品の応力除去焼鈍(焼純)に長年取り組んできました。
製品の状態を確認しながら、安定した品質確保につながる処理を行っています。
ブラスト加工との一貫対応が可能
金属熱処理後の仕上げ工程として、ブラスト加工まで一貫して対応できる体制を整えています。
熱処理後の状態を把握したうえで次工程へ移行できるため、工程全体を見据えた効率的な対応が可能です。
熱処理と表面処理をまとめて依頼できる点も、お客様にとっての利便性につながっています。